過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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620:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/22(火) 07:41:25.40 ID:q25r4vLDO



「もしオマエがあいつを“越えていた”なら、俺が目指す場所が無くなるからな」



それは、認めている証拠。



「けど安心した。クローンだからって訳じゃねェよ。もっと深い根本的な部分だ。例え、今のテメェがあいつに挑戦しよォと敗北以外考えられねェな」



自分が上条当麻に憧憬を抱いている、と。



「……一方通行が第三次世界大戦で目撃した、この二つを有していてもか?」

「少なくとも、俺に負けるよォじゃ無駄だな。あいつは俺達の気付かない内に遥か上へ到達してる」



終えるのと皮切りに、最後の戦闘が始まる。しかしそれも瞬く間の僅かな時間。
一秒にも満たない一瞬の中、勝敗は今までの激戦が嘘のように呆気なく結末を迎える。


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