過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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701:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/31(木) 02:19:05.55 ID:byKh2vfDO



HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!! とフィアンマは高笑う。火に油を注ぐ言動なのは間違い無い。
彼も半分はヴェントを囃し立てて楽しんでるのだろう。質問に関しては本気。
二人のテンションが更に斜め上へ跳ね上がり、ヒートアップを遂げようした丁度その矢先、



―――スパァン!! と小気味の良い音が“二回”響いた。



重ねた紙類を結構強めに叩いたような音。切っ掛けに二人は急停止。
それもそのはず。ヴェントとフィアンマの頭頂部で奏でたのだから。



「ったく、大の大人……それも神の右席がこんな所でドンパチやってんじゃないよ。我が家を消し飛ばす気?」



突如現れたのは金髪の女。
額に押し上げたゴーグル、深い色の実用的で分厚い生地のジャケットとズボンの上から、作業用のエプロンを身に着けている。
イギリス製の侍女のような印象。
彼女の名はシルビア。


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