過去ログ - 9982号「あなたがミサカの…お姉様…?」 美琴「えっ…」
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64: ◆k6RW/3k7XQ[saga]
2011/03/28(月) 15:27:47.16 ID:LBYHUay80

9982「持ち主は分からないんですよ。ただ…、ある人にこれを渡されて、頼まれたんです」


――――持ち主が分からない?

―――――――この缶バッチは、あの時の物じゃない?


9982「"もしかしたら持ち主が見つかるかもしれないから、持ち主が見つかるまで預かってて欲しい

"、と言われまして…。その人曰く、誰かの落とし物らしいんです」


――――誰かの落とし物って?


打ち止めはそんな疑問を抱くが、9982号がその答えを知るはずもない。


9982「普通、ただの落とし物でそんなに必死になりますかね。まぁあの人の性格からしてしょうがないとは思いますが…」

9982「そもそもこの缶バッチ、なんか変形してるしボロボロだから
   捨てられた物かもしれないじゃないですか?」

9982号は呆れたように肩をすくめながら、

9982「ほんと、思考回路がまったく分からない人なんですよ」

愚痴のように呟いていた。

しかしその顔は、決して嫌そうなものではなく、どことなく微笑んでいるようにも見えた。

あの人、というのが少し気になったが、恐らく打ち止めにとってまったく知らない人なのだろう。





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