158:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/25(金) 00:26:25.81 ID:/okPe3IDO
弾ける爆風。飛び散るガラス。学生達の悲鳴が上がる中、少年はそれをチラリとだけ見ると、口の端だけで笑い立ち去った。
路地裏にさしかかった時、込み上げてくる愉悦に遂に耐えられなくなり、そして声を上げて、笑った。
「良いぞ…。どんどん強くなってる…。これなら、アイツらも、邪魔な風紀委員もまとめて!!」
159:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/25(金) 00:39:59.86 ID:/okPe3IDO
上条「…俺が何言いたいか分かるよな?」
「さぁ、何の事だかさっぱり…」
白々しくシラを切ろうとするが、本人が思う以上に声がうわずってしまっている。
160:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/25(金) 00:44:59.16 ID:/okPe3IDO
上条「僕の?最大出力?」
ニヤニヤ笑う上条に、
「いや、あの爆発じゃ、誰か死んでもっ!」
161:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/25(金) 00:50:50.98 ID:/okPe3IDO
「なっ―!?」
少年は思わず目を疑った。
投げつけたスプーンは爆発もせずに、相手の右手の中に収まったのだ。
162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/25(金) 00:54:34.85 ID:/okPe3IDO
それどころか、いつの間にか地面に寝転がっている。
何が起こったのか分からない。
とりあえず、前を見ると、
163:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/25(金) 01:01:21.73 ID:/okPe3IDO
這いつくばったままではとても避けられない。
「あっ」
そのまま、顔面を蹴りあげられた。
164:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/25(金) 01:09:10.87 ID:/okPe3IDO
どんな能力も効かない能力者―
最低最悪のレベル0―
能力者狩り―
165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/25(金) 01:22:55.54 ID:/okPe3IDO
上条「お前が何で事件を起こすのか知らねーよ。ただな、やり過ぎなんだよお前は」
少年から上条の表情は読めない。いや、ひょっとすると、何の表情も浮かべて無いのかもしれない。
上条「無差別に人を傷つけ、挙句にガキに爆弾仕込んで、それでもろともあいつら[ピーーー]なんて、なっちゃいねーんだよ」
166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/25(金) 01:34:15.30 ID:/okPe3IDO
「待って!」
ハァハァと息を切らしながら駆けつけた少女が、すんでのところで上条を制する。
「―警備員を呼んだわ」
167:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/25(金) 01:47:29.22 ID:/okPe3IDO
数日後、上条がテクテクと学校からの帰りについていると、
上条「げっ、待ち伏せ!」
美琴「人の顔を見るなり、げっ、はないでしょうが!?」
168:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/25(金) 01:53:39.71 ID:/okPe3IDO
上条「んで、何の用なんだよ?」
と、面倒くさそうな上条。
その態度に、
434Res/159.32 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。