122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/27(日) 22:07:05.95 ID:BT5jmZ600
脱衣所で私は、自分の服に着替える。
毎週のように泊まるので私用の服が用意されている。
普段はクローゼットに仕舞われているが、この時だけ自身の役割を果たす。
「どうしたのかしら」
調子が狂う。
私の予定では、彼はサービスに乗っかり……であったのだが。
少なくとも今、一人で着替えていることはないだろう。
お互いの身体を拭きあって、甘い言葉を囁きながら。
本当に、調子が狂う。
とりあえず一人でいるのは嫌だった。
「さっさと着替えて、ベッドにもどりましょ」
私は自分に言い聞かせるように、これからの行動予定を口にする。
淀みない動作で衣服を着用し、脱衣所を抜け出す。
彼はすでにベッドに入っていた。
「おじゃまします」
そういって、狭いベッドに入り込む。
私が寝れるようにスペースは空けられているのだが。
彼は壁側を向いており、こちらを見ようとはしない。
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