252:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/03/30(水) 02:27:47.79 ID:Cw3RbEsN0
「これから、世界はどうなってくの?」
「さぁな。平和になればいいんだけどな」
「アンタはこれからどうするの?」
「いつも通りだよ」
「いつも通り、これからも学校に行って、遊んで、寝て。それだけだ」
「ふ〜ん。また厄介事に巻き込まれるんじゃないの?」
「…………そうかもな」
達観したような彼の態度に腹が立つ。
そうでなくても、久々に見た実物の彼を前に、私の心は不安定だというのに。
少し、痛いところをついてやろうか。
「ところでさ」
「ああ?」
「アンタ、長い間学校をお休みしてたみたいだけど……勉強はついていけるの?」
「ぅ!」
「補習が溜まってるんじゃない?」
「ぅぅ……!」
「補習だけだといいけどね。課題もどっさり!……だったりして」
「ぅぅぅ…………!」
「……余計なこと思い出させるんじゃねーよ御坂……」
私の一言毎にへこんでいく彼の姿を見るのは痛快だ。
思い出したということは、すでに課題を出された後なのか。
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