過去ログ - キョン「やれやれ――――それじゃあ、零崎を始めるとしますか」【リライト】
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25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/23(水) 00:16:04.52 ID:tbIK3Yz9o

最後に残ったのは長門である。

その長門も、古泉ほどは多くないがイベントを持ちこんでる一人だ。

多分カマドウマの時や、犬うつ病の仕掛け人はこいつだろうと俺は睨んでいる。

なんだかんだで、一番SOS団で働いてる奴だからな。

こいつには負担をかけないようと俺は思っている。


「……私は一切関与しない」


だから、唐突にそう長門に言われた時は面を食らった。


「えっ?」


ほんの少し目を合わせただけで、俺が問おうとした質問に答えていた。

まぁ、先に古泉と話をしてたし、長門は宇宙人だからわかったのかもしれないが、

それでもその言葉は衝撃的だった。

俺が理解できていないと判断したのか、同じ言葉をぼそぼそと繰り返した。


「……私は一切関与しない」


長門の口振りは今までと変わらないが、普段の水面に水滴を垂らしたような静かさ
とは違う。

俺には氷河のように冷酷な宣言に思えた。

「私は関わらない」と。それはまるで、
      ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
まるで、これから何が起こるか知っているかの様じゃないか。


「長門……」

―――バタンッ!

「やっほ〜〜〜っ!! みんないるー?」


俺の声はドアを蹴破りながら入ってきた奴の声に掻き消された。



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