過去ログ - 上条「美琴、愛してる」【鬱あり】
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228:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/04/07(木) 18:23:06.73 ID:81kgLj8SO
精巣から前立腺、海綿体周りのリンパ管、脊髄から下半身にかけての神経伝達経路。
腰周りのインナーマッスルから括約筋、大臀筋から大腿筋。
果ては内分泌系から循環器にまでを“パーソナルリアリティー”に取り込み、
仮説と理論と実践の差をリアルタイムで補正演算しながら、
硬度とサイズを増して行く老人自身に丹念に舌を這わせ、
229:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/04/07(木) 18:41:42.58 ID:81kgLj8SO
老人の膝の間から、ゆっくりと立ち上がる。
「私の提案する“治療”には、こういう使い方もあります」
微かに震える声を無理やり落ち着かせ、
230:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/04/07(木) 19:03:51.40 ID:81kgLj8SO
―――――――――
それからひと月。
老人との逢瀬は週に二回から三回。
最初は一度しか持たなかった老人も、今や往年の絶倫さを取り戻していた。
231:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/04/07(木) 19:17:32.87 ID:81kgLj8SO
美琴は自分の仕事を忘れてはいない。
老人の背中に回した腕を、腰に巻き付けた脚を通して、
老人の運動機能を活性化させ、データを収集する。
結果として老人の精力はいや増し、演算に傾注する美琴の心の隙を突かれて、
年端も行かぬ少女の身体は急速に開発されていく。
232:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/04/07(木) 19:29:21.06 ID:81kgLj8SO
―――――――――
――楽しませて貰ったよ
そう言い残して、老人は去った。
233:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/04/07(木) 20:56:47.89 ID:81kgLj8SO
全てを脱ぎ捨て、肌を晒した御坂妹が豪奢なベッドに上がる。
激しく長い情事の残滓を纏い、肌を桃色に上気させた美琴と、
白く透き通る様な肢体の御坂妹。
同じ顔、同じ体型なだけに、美しくも淫靡な対称。
潤んだ瞳の美琴が眼を閉じ、冷ややかな瞳を伏せた御坂妹が頬を重ねる。
234:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/04/07(木) 21:14:47.16 ID:81kgLj8SO
これはいつもの儀式。
美琴の得たデータ、美琴の構築した演算は、そのままでは当麻の治療に生かせない。
当麻の幻想殺しがある限り、美琴が直接治療することが出来ず、
ヒトがヒトとして得た経験は他人と共有し活用することは出来ない。
235:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/04/07(木) 21:31:52.00 ID:81kgLj8SO
「んっ……」
美琴に重ねた御坂妹の白い肌が、熱く火照っていく。
236:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県)[sage]
2011/04/07(木) 21:58:47.65 ID:6T5XXRDWo
ほんと禁書でやる意味ないなww
237:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/04/07(木) 22:00:16.37 ID:81kgLj8SO
淫らな経験の記憶を共有し再体験することは少女の身体を熱く昂らせる。
しかし、愛の無い行為の記憶は、同時に妹達の心を荒ませる。
脚の間を濡らし、肌をピンクに染め、喘ぎ啜り泣く妹を、美琴はただ抱き締める。
238:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/04/07(木) 22:00:21.79 ID:8uOEPU/uo
読んで貰えるというただ一点に置いてのみ意味があるって事じゃないの
一昔前ならこれがキョンとハルヒにでもなってたんだろうかね
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