過去ログ - 上条「美琴、愛してる」【鬱あり】
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64:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/02/26(土) 17:42:21.20 ID:93pcym6SO
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とうま、とうま、いとしいとうま。
私の中で果てても、偽物はやめなかった。
65:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/02/26(土) 17:57:43.05 ID:93pcym6SO
当麻が居た。
人垣を掻き分けて、息を弾ませて、やってきた。
あれが当麻なら、こっちの当麻はなんだろう。
偽物が私から出ていく。
66:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/02/26(土) 18:13:09.66 ID:93pcym6SO
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「てめえ……美琴に何をしやがった……!」
本物が吠え、
67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 18:14:56.20 ID:YBMiAwEHo
やはりえつありか
68:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/02/26(土) 18:23:15.10 ID:93pcym6SO
「どんな気持ちか解りますか!?
偽りの顔で大好きな子をこの腕に抱いて!
あなたの名前を繰り返される気持ちが!」
69:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/02/26(土) 18:36:06.21 ID:93pcym6SO
当麻は言葉も無い。
何か、事情があったんだろう。
何か、理由があったんだろう。
でも、私を置いて逃げた事実は変わらない。
だから、ただ、唇を噛んで耐えていた。
70:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/02/26(土) 18:53:13.40 ID:93pcym6SO
「……命令は、あなたの生け捕りです。
だけど、それをすれば利用価値を失い、将来の脅威となる彼女は『始末』される。
だから」
71:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/02/26(土) 19:27:18.00 ID:93pcym6SO
当麻と偽物が対峙している。
私を助ける為に危険を犯してやってきた当麻と、
私を助ける為に私を犯して当麻を誘き寄せた偽物。
なんだかむかむかしてきた。
72:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/02/26(土) 19:38:38.54 ID:93pcym6SO
「ああ、確かに俺は逃げたさ。
だがなエツァリ、お前は美琴が好きなんだろう?
ならどうして考えなかった。美琴と、お前が幸せになるやり方をよ。
お前の言う様に、俺が言えた義理じゃあないのかも知れない。
73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 19:45:33.51 ID:iPZyomkDO
相変わらず上条さんの説教はめちゃくちゃだな
この場合は逆ギレか
74:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/02/26(土) 19:46:14.16 ID:93pcym6SO
「み、美琴?」
「美琴さん!?」
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