過去ログ - 上条「俺達は!」上条・一方「「負けない!!」」
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2012/10/06(土) 10:05:51.20 ID:C24O4KX+0
「馬鹿な事を」
ずっと黙っていた神裂が、男を否定するような言葉を吐き捨てた。
「天使を人間が操れるはずがありません。彼らはあくまでも神の下僕(道具)。人間など、簡単に捩伏せるでしょう」
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2012/10/06(土) 10:06:57.04 ID:JbHgzltm0
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2012/10/06(土) 10:09:03.97 ID:95WloiCF0
「て、メェ…………ッ!!」
ギリギリと歯ぎしりを起こしながら、上条は魔術師を凝視する。
頭に血が凄まじい速度で昇るのを、感じていた。
以下略
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2012/10/06(土) 10:10:18.20 ID:EWN95ybH0
完全に上条の動きを封じつつ、土御門は魔術師を注意深く見る。
「そんなモンで何をする? まさか本気で世界転覆なんかするのか?」
厳格な声色で話す土御門の声に、上条はふと思い出した。
以下略
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2012/10/06(土) 10:14:05.91 ID:Zi0wEbM20
あまりのくだらなさに、上条は言葉を失う。
そんな彼の考えなど知らずに、魔術師は演説でもするかのように堂々とした調子で語る。
「現在の世界は実に情けない。手段に過ぎない『科学』にパワーバランスを取られて、揚げ句には折り合っている」
以下略
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2012/10/06(土) 10:14:49.74 ID:Zi0wEbM20
「……させませんよ」
砂を踏み、神裂が前に一歩出る。
先程以上の『闘気』を漲らせて、彼女は立っていた。
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2012/10/06(土) 10:15:31.77 ID:PitmfgZP0
彼女の倒すべき敵は、ただ一人だ。
それは、不運にも堕とされた天使(被害者)ではない。
「……土御門、彼らを頼みます」
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2012/10/06(土) 10:16:49.56 ID:FQCrBCKc0
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2012/10/06(土) 10:17:35.88 ID:8Iow074w0
「……チッ」
厄介な存在に、一方通行は舌打ちする。
本来完全な防御をする彼の能力も、魔術というイレギュラーの前では話が別だ。
以下略
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2012/10/06(土) 10:21:44.51 ID:kkYVGN+x0
風を掴む。
そこから大量の計算をこなし、風の凶器を生み出す。
ビュオオオッ……! と大気が唸りを上げた。
以下略
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2012/10/06(土) 10:23:54.18 ID:L9cB5dmr0
「上条!」
まずい、と一方通行は空を飛び、そのまま落下しようとしている親友の元へ急ぐ。
下は砂浜だが、あの高さから落ちたら大怪我どころか死の可能性が大いにある。
以下略
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