32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/05(土) 00:07:21.74 ID:BOkZXy320
「やはりある程度クセのある人間に成り代わるには、接触がある人間も抹殺しないといけないのか。
春日さんは騙せていたようだしね。おっと、何もしやしない。むしろ君達が必要なんだよ。
仕事があるというのは本当だ。別に取って食おうってわけじゃない。抹殺なんてとんでもない。」
信じられるか。
しかし、改めて「彼女」だと確認すれば、この行動の意味もわかる。
「イリアさんとコンタクトを取りたくなかったからって、冬の日本海に落とすのはダメでしょう。」
「ん?私はてっきり玖渚ちゃんあたりがいると思って上陸を避けたんだが。」
「…そうですね。確かに、あいつなら簡単に見分けてしまうでしょう。」
友の現状を知らないなら、知らないままのほうがいい。
抹殺でもされたら――ぼくはこの人をどうすればいいのかわからない。
「仕事って何なんですか。園山赤音さん。」
ここで春日さんが口を出してきた。
「誰でもない彼女」は哀川潤になりきるように大げさに髪をかきあげ
「垣根帝督」
と答えた。
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