34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/05(土) 00:15:25.55 ID:BOkZXy320
ぼくの疑問、というか混乱は妥当なもののようで
「生きている。定義によるだろうが、生きている。思考が完全に関数電卓みたいになってしまっているらしいけれどね。」
解説が入った。
いや、関数電卓なんてもんじゃないか。
適当な例えを探す「誰でもない彼女。」
「…こんな写真をどこで?」
吐き気をこらえながら尋ねるぼく。
春日さんは写真を見るまいと完全に目を閉じている。
それくらい――異常。
「学園都市の、内部告発のようなものだよ。」
あくまでサバサバと
「誰でもない彼女」は語りだした。
その内実の感情はうかがい知れないが。
知りたくもないけれど。
「こんなの見たくないから早急に始末して欲しいだと。処分だ。勝手だよね。こんなんにしたのはお前らだろうと思うよ。」
「じゃあ…。」
「しかし断るにはあまりにも惜しい依頼だとは思わないかい?なんせ、この依頼主は
私を『人類最強』だと思って依頼してきたんだよ。請負人の地位を確立する一歩目となるかもしれない。」
赤音さんのトーンで
哀川さんのように猛々しく
宣言する「彼女」。
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