36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/05(土) 00:24:55.35 ID:BOkZXy320
ぼくは
我慢ならなかった。
もうぼくの周りを脅かすのはやめて欲しかった。
それに、春日さんのあんな人間らしい表情は初めて見たから…。
今の春日さんのためなら、頑張れる。
偽者でなくとも
本物の哀川さんが相手でも、戯言を遣ってやる。
「赤音さん、いい加減にしてください。少なくとも春日さんは巻き込まないでください。」
「いっきー…。」
「少年の方は覚悟が決まったようだね。」
笑いだけは哀川さんだった。
不快感。
不愉快感。
人類最強は
そんなお遊戯で務まるものではない。
「はい。ぼくはもう諦めてお手伝いしますから、春日さんはどうか解放してくださいよ。」
「解放とは人聞きのわるいことを言う。まるで私が誘拐やら監禁やらしているふうじゃないか。」
「現在進行形でしているじゃないですか。」
「いっきーやめてよ。そうやってまた自分を犠牲にするんだよね。」
「春日さんは関係ないですから、当たり前のことを言っているだけです。」
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