過去ログ - フリッジクロック
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73:名無しNIPPER[sage]
2011/03/07(月) 18:06:07.45 ID:/QiyTUXDO
今気づいた。乙〜


74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:09:32.13 ID:IsVcDC9H0
自分で書いてて惰性感がすごい。
さっさと簡潔させよう。
というか設定無視のカップリング系が多い理由がわかった。
その方が書いてて楽しいもん。


75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:14:50.46 ID:IsVcDC9H0
◆    ◆


「趣味の悪い棺桶だよなぁ。ガラス製の円筒形で液体入りときた。下らねえ。」

以下略



76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:15:54.54 ID:IsVcDC9H0
 その一室
 四角いスペースの真ん中
 円筒形の透明な容器に満たされた赤い液体の中で
 逆さまに浮かぶ男がいる。
 この空間に照明具の類は存在しない。
以下略



77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:16:53.58 ID:IsVcDC9H0
「死んだはずの弟子が訪ねて来るとは。これだから人生はやめられない。」

 容器の中の男の声色にはあらゆる喜怒哀楽が含まれている。
 この言葉からも
 喜んでいるような
以下略



78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:17:44.32 ID:IsVcDC9H0
「…こんなに精巧な監視カメラをこの街の隅々に流せるもんなのか?」

「カメラだけではない。…が、君が知る必要もない。西東。」

「おっと、その名で俺を呼ぶな。俺はもう因果から追放された身だ。」
以下略



79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:19:07.28 ID:IsVcDC9H0
「こっちとしても驚きなんだぜ、師匠――ヒューレット助教授。まさかこんなところでこんなバカやってるとはな。」

「バカとは失礼な。これは因果を超克するに必要な『プラン』の管理をしているんだ。」

「『プラン』ふん。それこそ、因果律に対する挑戦だな。侮辱だな。俺も明楽も…純哉でさえ指摘していたことだ。」
以下略



80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:19:51.88 ID:IsVcDC9H0
「しかし――『プラン』なんてものはな、自分で書いた物語を自分で読んでるようなもんなんだよ。
 自分で設定した因果律を追って何が楽しい?
 物語には終わりがある。
 だから物語を加速させる。
 その過程を愛でる。
以下略



81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:21:04.92 ID:IsVcDC9H0
 モニタの向こうでは赤ん坊が生まれた。
 お腹を痛めた母親の嬉しそうな顔。
 同じく興奮する父親の嬉しそうな顔。
 まだ学生といっても通用しそうな、若い夫婦。
 前途は幸せに満ちているようだった。
以下略



82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:21:57.35 ID:IsVcDC9H0
「確かに私も、面白いものには価値を感じるし、興味もある。」

 狐面の男の背後から声がした。
 大して驚きもせずに振り返ると
 金髪の――人間の形をしたものが立っていた。
以下略



83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:23:07.34 ID:IsVcDC9H0
「エイワス…。どういうつもりだ?」

 唸るような声で尋ねる容器の中の男。
 呪うようにつぶやく容器の中の男。
 声色からは――
以下略



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