10:第1話――香焼「お前ら出てけぇっ!!」[saga]
2011/03/05(土) 02:06:41.52 ID:aCI9TYL10
やっと家に帰ったというのに頭が痛くなる。
溜息をつきながら自分の荷物を自室に片付けに行った後、二人の制服をハンガーに掛けてやった。
五和「コウちゃんやっさしー! 私達の教育の賜物だね!」b"!
香焼「五月蠅い。というかお前らどうやって入ったんだよ」ジトー・・・
浦上「決まってるじゃん。五和のピッキングだよ」サラッ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?
五和「此処のマンション、電子ロックも付いた二重鍵だったから大変なのよ。香焼、もっと簡素にしなさいって」サラッ・・・
浦上「流石長崎のジ○=バレ●タイ●! お姉、恰好良い!」ヨッ!
五和「あはは。褒めるでない。何も出ないぞー」ワッハッハッ!
人それを、不法侵入という。
五和・浦上「「誰だオマエは!」」ビシッ!
香焼「喧しい。今から警察に電話するから黙ってろ」PiPiPi・・・
浦上「ちょ、身内から恥出ちゃうのよ! いいの?!」アタフタ・・・
香焼「まことに遺憾っす……残念だ」ハァ・・・
五和「……同志を売るつもりなの!! 姉ちゃん、そんな風に育てた覚えないとよ!」メッ!
自分も育てられた覚えは有りません。
香焼「そうだ。警察より上条さんに電話した方がいいかも」ア・・・
五和「すんませんでしたああぁっ!!」ズサァッ!!
見事なまでの土下座。浦上が見惚れて拍手をする程。
ヤレヤレと頭を掻き、とりあえず恰好を正すよう指摘した。それから散らかした部屋を片付けさせる。
数分後・・・・・完璧ではないが、ある程度部屋が元の形に戻った。
五和「んもー……コウちゃん、サディストなんだからー」ハァ
香焼「五月蠅い。対馬さんより優しいだろ」
浦上「あー……まぁね」ハハッ・・・
天草怖い人ランキング第1位……対馬姐さん。この二人も普段から頭が上がらない。
因みに優しい人ランキング第1位は諫早だ。
さておき、時計を見る。
香焼「もう7時なるっすよ。寮に帰らなくて良いんすか?」
浦上「アタシの寮、規則緩いもん。ルームメイトにも『弟の家行ってくる』って連絡したし」ヘーン
五和「私はアパート住みです!」ドヤッ!
香焼「ああ言えば、こう言う……」ハァ・・・
誰か助けて下さい。男の人がいいです。女性じゃ無理だコレ。
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