195:1だよ[sage saga]
2011/04/04(月) 23:53:55.74 ID:KM7FAnvG0
「本当に人生どう転ぶかわかんねえよな………」
そう呟きながら、その“大切な居場所”に戻って―――
「おせーよ。なにチンタラしてんだぁ? 焼き殺されたのかテメェは」
「超遅いです。浜面は所詮、超浜面ということですね」
―――コレだよ。
「ひでえ言われようだ。………滝壺は麦茶で良かったよな?」
二人にグラスを渡して、我が恋人に癒しを求めて話しかけることにした。
彼女の前にはラザニアが置かれており、どうやら注文の品が来たらしい。
と、いうことはようやく俺も昼食にありつける。
待たせたな。Bセット君!!
「…」
「滝壺?」
滝壺がぼーっとしていることがあるのはよくある、が、様子が変。
彼女はある一点を見つめながら、視線を動かさない。
もしかしたら自分がいない間に何か起きたのだろうか?
「絹旗。滝壺はどうしたんだ?」
「いえ……さっきからこんな感じなんですよ。
話しかけてもあまり反応が無いですし………」
席に座りつつ麦野に目で問いかけても、肩を竦めて、さあ? といった感じ。
不審に思って、残った3人で視線の先を追うと…………………
「さっきのカップルさんですね………って!?」
「あん?………あのクソガキは…」
「……誰? 知ってんの?」
絹旗と麦野が顔色を変えた。
俺は正直に言って“女の子のほうは”知らない。とはいえ、どっかで見た顔だとは思う。
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