19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/03/06(日) 01:03:44.83 ID:UJglJRMW0
「でも、事態は少しばかりやっかいになってきたね」
「え?」
問い返すマミを見上げながらキュゥベえは言った。
「君の学校から見ると、ここは一つ目の事件が起こった場所のちょうど反対側だろう?この使い魔の本体が何であるにせよ、これで僕たちがパトロールしなくちゃいけない範囲はますます広くなったと言わざるを得ない」
「それはまあ、そうかも知れないわね」
「……きみ一人で対応できるのかい?」
キュゥベえがそう問いかけると、マミの目元がわずかに険しくなった。
「……どういう意味?」
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