過去ログ - 死んじゃわない彼女と夢見がちな僕等
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/03/06(日) 15:26:59.11 ID:M4hWSeDR0

    *

……寒々とした日が続く今日日、2月という冬真っ盛りなこの忌々しい季節。

以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/03/06(日) 15:29:49.74 ID:M4hWSeDR0

「はっはー、そんならさぼっちまえばいーのよー」

「そうは言ってらんねーよ、部長に殺される……」

以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/06(日) 15:31:12.06 ID:M4hWSeDR0

そのとき、ガラガラッと教室のドアが開く音がした。
休み時間なので誰が戻ってきてもおかしくはないが、ゆっくりと教室に入ってくる人物はちょうど噂をしていた人物だった。
中肉中背のその人物……高峰は一直線で俺と横島のとなりへやってくる。

以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/06(日) 19:34:28.93 ID:zAjO84HVo
期待


28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/08(火) 00:55:23.14 ID:7DeFjes40
    *

時は進み放課後
部活動に参加していない生徒は速やかに帰宅する時間だ。
正門からぽつりぽつりと人が流れていく。
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:56:47.24 ID:7DeFjes40

「っくちゅん!」

黒木は慌てて口元を押さえたが鼻水が垂れてしまった。体を冷やしてしまったのだろう。
その様は幼い外見に相応の姿で、思わず大丈夫? と声を掛けたくなるほどだ。
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:59:08.21 ID:7DeFjes40

黒木は素直に渡されたティッシュで鼻をかもうとするが
手が悴んでしまって上手くいかないようだ。

「ったく、しょうがないな」
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/08(火) 08:21:35.02 ID:zh5UfP5Fo
乙かな?


32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/08(火) 16:15:54.21 ID:7DeFjes40

「喫茶店とかでいいよな?」
「……わたしはどこでも構わないよ?」
「じゃあ近くにお店があるから、そこに行くか」

以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 16:17:34.23 ID:7DeFjes40

    *

からんからん……と乾いた音が人の少ない店内に響いた。
まだ晩御飯には少し早い時間なのだ、この店は自営業の喫茶店にしてはそこそこ繁盛しているほうだ。
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/03/08(火) 17:45:24.73 ID:7DeFjes40

「ふぅ……あ、せっかくだし何か頼むか」

と僕はメニュー表を取って机の上に広げた。
何を頼もうか、と僕はメニューを見つめて思案する……。
以下略



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