過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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[saga]
2011/03/08(火) 09:06:59.33 ID:qxUHnraiP
もう一度、巨人はボールを弾き返そうと、鉾を構える
しかし、今回は振り抜いた鉾に球が当ることは無かった
当る直前に、例えば高密度電子と高密度電子が近づけば生じる磁場や力場に負けて電子その物が反発して避けるように、球は上下に真っ二つとなる
上に向かった半球はそのまま巨人の顔面スレスレを通過して更なる上空に
下に向かった半球は巨人が跨る巨牛にぶつかった
一方通行が突き抜けた時とは異なり、接触した半球と牛が、接触面から相互に作用を始める
この球は限りなく垣根提督の未元物質なのだ
この神格体と反応するように設定することは可能で、その為に必要な情報は垣根提督が今までに戦った天使崩れから、最終個体への干渉と共に蓄積されている
相互に反応し始めた牛と半球から、巨人は離れて地面にその両の足を置いた
跳躍と言う方法であれ、浮遊という方法であれ、残った巨人だけでも飛ぶことは当然出来るだろう。だが地面に立つということで、次に最終個体の自らの体を分裂させてそれをぶつけて反応させるという攻撃が巨人へ来たとしても、最終個体本体の回避から下へ避けるという方法が必然的に制限される
この巨人は、見た目が人間であるだけでなく、思考も判断も出来る様だ
そのまま、まぶしいくらいの光を発しながら反応し合っていた半球と牛は、突然一つの塊として溶けあって、直後に大爆発を引き起こした
爆発の直下にクレーターが生じ、車や信号はおろかビル群その物が爆圧で押しつぶされてしまう
地に両足をつけた巨人が、残り半分となった半球を見上げると、その視界内で半球は先程よりも小さいながらも完全な球体となり、再び巨人へ向けて突進していった
だが、純粋な消耗具合は巨人自体は実質0に対して、最終個体だったものは丸々50%のエネルギーを失ったことになる
どう考えても、消耗の多寡で最終個体だったものが負け越していた
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