過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/04/19(火) 11:24:15.17 ID:lQtguuolP
?「それは困るわねぇ。でも、そのご自慢の戦力とやらにも被害が出てるみたいじゃない?」

ふらっ、と女性がニコライの後ろから現れた

ニコライ「ワシリーサ?!」

ワシリーサ「なに? 私がこの場所に居たら不味いかしら。ここまで堂々と昔の王侯貴族の私兵団よろしく入ってこられると、流石に私も出てくるわよ」

特に、ついちょっと前に襲撃してきたローマ正教の魔術師部隊であるならね。と、付け加え、ワシリーサは表情を強張らせたニコライからフィアンマへ視線を変えた

フィアンマ「これはこれは、"殲滅白書"のワシリーサか」

ワシリーサ「そうよん。"神の右席"、右方のフィアンマ」

フィアンマ「自己紹介は必要ないらしいな。だが、訂正はさせて貰おう。あの棺桶の中身は確かに死者だが、元々は、俺様の戦力のものではない。神の右席の右方としては、戦力であったがな」

ワシリーサ「死者を大層に運ぶなんて、そう言う趣味?」

フィアンマ「捉え方によってがそう言う趣味じゃない、とは言い切れないかもしれないな」

彼の言葉に、若干の疑問が浮かぶニコライとワシリーサ

フィアンマ「まぁ安心しろ。死姦趣味ではないからな」

ニコライ「何なら、ロシアの形式で葬式を挙げてもいいが」

フィアンマ「残念だがこの死体には利用価値がある」

ワシリーサ「そうでなければ、わざわざ運ばないでしょうね」

フィアンマ「ああ、その通りだ。と言う訳でニコライ、あの棺桶を含めてどこかに集団を置く事が出来そうな場所は無いか? 何処かの広場に置くのもいいが、それはお前たちにとって都合が悪いだろう?」

ニコライ「少し時間をくれれば、用意しよう」

フィアンマ「すまないな」

ニコライが指示を従者にだした丁度その時、フィアンマの乗っていた馬車の扉が開いた

中から、猫のぬいぐるみを持った少女が一人


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