過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
1- 20
171:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/04/19(火) 11:28:51.97 ID:lQtguuolP
棒読みでバレバレな演技をした彼女が両手を拡げると、その間で紫電が行き来していた

それは、あやとりをするかのように、ペットの蛇を腕に巻き付けるようでもあった。つまり、間違いなくその電撃は安定していて、彼女の思い通りということだ

とても対能力者用演算妨害装置の影響下とは思えない

イェス「……何だと」

御坂「まっさかこの程度で、この第三位様を縛れると思わないで欲しいわね」

イェス「……ッ」

キャタピラ付きの遠隔操作型機関銃が、その口から火を噴いた

しかしながら、その攻撃はあらかじめ射線まで彼女は把握している

弾丸が彼女の横を通り過ぎ、報復として超電磁砲を向けると、それは簡単に木端微塵となった

イェス「どうなっている」

御坂「さーね。そのご自慢の頭脳で考えてみたら? もっとも、その前にアンタを焼き切るけど」

両の手で、超電磁砲を構えた。狙いはもちろんイェス本体の基盤だ

御坂「チェック・メイトよ。Mr.イェス」

邪悪とも言える笑みを浮かべる少女

しかし、その弾丸は射出されなかった

突如発生した強い揺れによって、人差し指と親指で構えた弾丸である金属片が、ポロリと落ちたのだ

ゴヴァ!!! という何かを削るような大きな音とともに

「……始まってしまったか」

そう

青髪の操る学園都市製無人爆撃機の攻撃が始まったのである


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1390.56 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice