過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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490:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/09(木) 21:36:03.30 ID:ngFbEDN1P
青髪「ずっとあのソファの影に隠れとったってことは考えにくい。すぐに見つかってしまうから、この人らもしゃーなしで飛び出してきたんやろうし。……ってことは、どっかから来たってことになる」

結標「そうなるわね」

青髪「僕らの人数の方が、ここの職員と比べて少ないんや。全員が全員戦闘出来る人って訳やないだろーけど、その数の利をひっくり返したのは、急襲やったからだと思う」

青髪「でも、彼らやって同じレベルの工作・戦闘能力を持った人たち。一旦はなすがままにやられたとしても、やられっぱなしってことはない」

結標「つまり、戦闘力が同程度の敵が体勢を立て直して、私達の制圧下の場所まで来たということよね。ってことは――――」

ズガァン!!ズダダ、ダダダダダダダ!!!!

爆発音、続いて掃射音。間違いなく複数のライフルによるものだと、音から判断できた

そしてその音源は、彼らが今戻ろうとしていた刀夜が居る部屋の方向からであるとも判断できた

青髪「あかん。これは不味いで」

結標「あの刀夜って人のこと?」

青髪「それも有るんやけど、それだけやない。ええか、ここはCIAの本部や。極秘の情報がわんさかある」

彼は刀夜の部屋に戻ろうか、一瞬悩む

悩んだ理由は掃射がさっきの一回だけで終わってしまったということ。

それが意味しているのは、刀夜が射殺されたか、刀夜が帰り撃ちにしたということ。若くも無く能力者でも魔術師でもない上条刀夜に対して複数の現役工作員なら、後者の可能性が圧倒的に大きい

だが、どちらであってもこの場所から逃げなくてはならないことは変わらない。なぜなら

青髪「そんな場所が急襲されたら、並みの職員では見られへんような情報が漏れる可能性は高い。そんな時に、どうやって機密保持をすると思う?」

結標「流出を防ぐために、あらかじめ破壊する? それってまさか」

青髪「その通りやで、あわきん。アメリカ映画の御約束、自爆装置って名前の花火があがってまう!」

彼が大きく言ったすぐ後

その予想通り、施設自棄目的での自爆が行われるという機械音声とアラート音が気が狂った様なボリュームで鳴り始めた


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