過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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480:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/09(木) 21:27:57.89 ID:ngFbEDN1P
だが、五和の回復に当っている対馬ともう一人の女性信徒はそんな物に気を取られなかった

「教皇代理、これは……」

上から降って来たのだから、上を見るのは当然の反応だ
以下略



481:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/09(木) 21:28:26.29 ID:ngFbEDN1P
光が消え去る前に、ともすれば五和の精神と肉体が負けてしまうかもしれない

当然の反応。彼女は聖人でも無ければ天使でも無く、ましてや復活者ですらない

調節された地脈の力を遥かに超えた量の、"天使の力"が入ってしまえば
以下略



482:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/09(木) 21:29:12.16 ID:ngFbEDN1P
「……うそ。うそ嘘うそウソよ!!」

その事実に一番最初に気付いたのは、フレンダだった

彼女たちはいまだに学園都市の外縁部にあるフラフープの電力施設の副管理室にあった
以下略



483:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/09(木) 21:29:46.05 ID:ngFbEDN1P
滝壺はもう、言葉が無かった

彼女を直接殺した原因は自分なのだから

そして、遂にである
以下略



484:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/09(木) 21:30:19.79 ID:ngFbEDN1P
特にぐったりとしている白井と絹旗の前では、二人の兵が屈み、彼女らを背負おうとしているではないか

フレンダ「あれ。殺しに来た訳じゃ、ない?」

覚悟の分だけ拍子抜けだ。殺されるつもりではあったが
以下略



485:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/09(木) 21:31:18.59 ID:ngFbEDN1P
ステイルの左腕とフィアンマの左腕は、彼らにとっては厄介な"虹"を生む裂け目を閉じる役割をしていて、それ以外には使えない

だから、彼らに残されたのはそれ以外の三肢

左腕に常に一定の力を加え続けながら、彼はガラスの様な垣根帝督に一歩一歩、歩いて近づく
以下略



486:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/09(木) 21:32:18.59 ID:ngFbEDN1P
その後、すぐにステイルを殴った腕はまるで無かったかのように消失する

そのまま再度、着地したステイルにもう一度、巨人の腕だけが虚空より形成され、ストレートが向かってくる

しかも、今度は両腕だった。彼を挟むように左右から迫ってくる拳
以下略



487:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/09(木) 21:32:48.55 ID:ngFbEDN1P
当然の結果として、"虹"がもう一度噴出を始める

一方で、予想外の結果として、迫って来た両拳をフィアンマの両腕が、まるでボールを受け取るミットのように容易く受け止めたのだ

ステイル「同じ"救世主"の力。より早く昇天を決めたコイツの方が、その力の総量は、俺様よりも大きい」
以下略



488:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/09(木) 21:33:25.82 ID:ngFbEDN1P
「お、よーやく出て来た」

トイレの入り口、弾痕と砕けた観葉植物の木片が散っている廊下の壁に背を預けていた青髪の前に、女が現れた

青髪「やっぱり女の子のトイレは長いわー」
以下略



489:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/09(木) 21:34:16.37 ID:ngFbEDN1P
「こんだけの被害がでてまうのは、流石にしかたないんちゃうかなー」

そう、青髪が言った時

彼女たちが歩行している廊下に、今は砕け散ったガラスの壁で面していた少し広いオフィスの、ひっくり返ったソファの影から3人の人間が飛び出してきた
以下略



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