過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
1- 20
553:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/23(木) 05:17:36.03 ID:2U+4wJujP
キャーリサ「……それで、誰に預けたの」

エリザード「ローラだ」

キャーリサ「最大主教? それじゃ宝の持ち腐れだし。この状況下で、どーしてあれを手放すという判断になるの」

当然と言えば当然の反応を彼女はする

そしてその返答までに少し間が有った

エリザード「私には扱える代物ではなかった、というだけだ」

キャーリサ「母上に扱えなければ一体誰が使えると言うの。よりによって、あの最大主教。アイルランドの暴動の裏にあの女の影が有ったし」

エリザード「やっぱりか。ふむ、となると少々リメエアが心配になる」

キャーリサ「姉上が?」

エリザード「最近少々接近し過ぎていたからな」

策謀家と策謀家

恐らく、両者とも何かの狙いがあってのことだろう

キャーリサ「狐と狐のことなんて、今はどーだっていいし。まずは目の前のあの枯れ木」

エリザード「……そうだな。キャーリサ、セカンドの扱いはどうだ? 慣れたか」

キャーリサ「そこいらの剣並みには使える」

エリザード「よし。ならば、私があそこまで道を作ってやろう」

キャーリサ「は? どー考えたってこのセカンドも私が持つより母上が持つべきだし。血路を作るのは私の役割」

エリザード「私はいまカーテナアレルギーなんだよ。それに、敵を引き付けるなんて危険な役割をするのは、未来の短いロートルがやった方がいいだろう?」

キャーリサ「……ッ。自分の事をロートルだとはこれっぽっちも思ってないくせに、よく言う」

言って、彼女は市民の血で濡れた手で剣の柄を握り、そして母から白色大樹の方を向いた

「だけど、その方法にとって変わるような攻撃方法なんて思い浮かばないし」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1390.56 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice