過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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570:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/28(火) 05:53:32.80 ID:d2D2mKfKP
「っったく、暴れすぎだ」

ロンドンの市街、といってもあまりに多く破壊され過ぎていて、とても人が住める場所では無くなってしまっていたが

そんな場所で彼女はようやく目的のモノを見つけた
以下略



571:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/28(火) 05:54:00.38 ID:d2D2mKfKP
ヴェント(まずは第一段階)

しかし、性質上その男女の力関係に大きな乖離があれば、暴走を抑えるのは難しい

同じフィアンマの手による復活者であるヴェントとテッラだが、抑制術式の制限が無くなったことで強化された高濃度に圧縮された"天使の力"を大量に含んだ彼の今の力では比較にならない
以下略



572:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/28(火) 05:54:29.96 ID:d2D2mKfKP
だが、彼女にとってその情報は瑣末なものだった。より重要な情報が現れたのだから

『ア゛ッグアアアアアァァァァァァアアァアァァァアアァ!!!!』

それは、圧倒的な思念
以下略



573:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/28(火) 05:55:01.37 ID:d2D2mKfKP
驚くほどその戦いは早く終わった

相手がまるで動けなくなっているのだから、これで終わりであろう

彼らにとっても狙い通りである
以下略



574:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/28(火) 05:55:34.12 ID:d2D2mKfKP
供給される力が一般的な魔術師のものだからこそ、複数の人間から送られる力の共有が可能なのだ

その力が一般という段階を簡単に飛び越えたものならば、一人一人は一般的な魔術師レベルの彼らでは、制御可能領域を簡単に飛び越えてしまう

五和一人に集中していた過剰な力を分散させるという意味もそこには有ったが、それでも彼らには到底受け入れることが出来るものではなかった
以下略



575:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/28(火) 05:56:00.38 ID:d2D2mKfKP
彼らは複脳計画なんて機密情報は知りはしない

だからこの神裂の状況は、自分たちがもたらしたものだと考えている

ここまでする必要は有ったか、と言われれば、彼の中ではYESでもありNOでもあった
以下略



576:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/28(火) 05:56:31.51 ID:d2D2mKfKP
ロンドンに赤い光が流星のような筋を作って、白色大樹へ向かう

その根源は一本の槍。少し高いぐらいのビルの屋上から女王によって投げ飛ばされたそれは、その加速も相まって、末端の枝を簡単に割って本体へと向かった

その見た目と威力に驚いた防衛機構は当然そこへ周辺の枝を反射的に向かわせる
以下略



577:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/28(火) 05:57:34.70 ID:d2D2mKfKP
(違う)

彼女はすぐにでも声に出して言いたかった

こうなった原因は、あなたではなく私の方だ、と
以下略



578:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/28(火) 05:58:34.02 ID:d2D2mKfKP
対馬「でも、それは永遠じゃない。時間の経過で、回復する。だったら」

建宮「回復する時間が来るまで、耐えられるようにすれば、いい」

対馬「そう。このままだったら、女教皇は、その時が来るまで、……もたない」
以下略



579:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/28(火) 05:59:00.48 ID:d2D2mKfKP
「……ステイr、あダぁッ!?」

ガツン、と目を覚ました上条を再度昏倒させるような衝撃が額に生じた

「っったぁ」
以下略



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