過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/26(土) 05:08:38.67 ID:Zr2PdvE8P
「う、初春っ?!」

胸の左側の衣類をはだけさせて、露出させながら、ガラスの壁に体重を預けた少女が、白井の視界に入った

打ち止めの声にリードされて、その場にいた人間の視線が少女に集まっている

麦野「ふぅん。あんたが例の初春ってコか。確か、被曝の度合いが一番酷かったコよね」

フレンダ「あれ? ってことは、まだ入院しとかないとヤバいワケじゃないの? 第三位にも悪いから、シェルター退避してほしいワケよ」

白井「そうですのよ初春。 私達でもまだ完全じゃないというのに、あなたの元にもシェルターに退避するようにという連絡が有ったでしょう?」

初春「ここは、屋上、?………地下の、シェル、ター。……で、でも、佐天さんが」

白井「佐天さん?」

尋ねられ、少女は先程まで見ていた腕と足だけの化け物を探した

だが、それは無くなっていた。あるのは牛に乗っていない巨人とさっきまでは無かった光球

初春「……あれ、さっきまで居たのに、どこ……?」

打止「居たって、どこにー? ってミサカはミサカは佐天って人を知らないながらも聞いてみるっ」

絹旗「少なくとも、私達は見てないですね。といっても暗くて遠くの方は超見えないですけど」

初春「そんなこと、ないです。変な形をしてましたけど、ぼやっと白く光を放ってて……。それにとても、大きかったから、見えないハズは」

打止「変な形で、光ってて、とても大きかった、って」

フレンダ「それってもしかして、あの腕と足だけの奴の事を言ってるワケ?」

初春「はい……そうです、けど」

白井「あれが佐天さん、ですの? 私たちも病室の窓から窺っていましたが、とてもそうには」

初春「間違いなく、佐天さんですよ。腕と足の継ぎ目の部分に居ましたから」

絹旗「あれが、あの佐天涙子? そんな所を良く見ては無かったですけど、とてもそうには超思えませんね」

麦野「予想は出来ないけど、言われてみて、有り得ないとは言えないわ。最後に会った時の佐天涙子なら、否定できないのよね、これが」

フレンダ「否定できないって、それはどういうワケなのよ……」


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