過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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610:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/04(月) 08:28:47.00 ID:Yc4Cln2YP
サイズこそ小さい。だが小さいだけで、その力は比類するものを挙げるのが難しい

アックア「だが貴様のこの力、フィアンマから来たのであろう!!」

明らかに身の丈には無理があろうとも、彼はその拳を左手で受け流しつつ受け止め

アックア「ならば、この私が憎むに値する!!! 消え去るのだ!! テッラァァッ!!!」

そのまま、返しの拳をその胸に叩きこんだ

叩きこまれて、テッラは後方へ押し飛ばされる

だが、大きいものを殴れば、そしてそこに加わる力が大きいのならば、その反作用はそれだけ大きくなる

一度一度の行動が全力で毎度毎度瀕死になるまでエネルギーを奪われるアックアもまた、弾き飛ばされるしかない

しかし、後方へ飛ばされた彼は再度、体に力が戻る

それが意味するのは、死の直前

目の前にテッラはいるのに、何故か

怒りにくれる彼には分からない。考えもしない

ただ、そこにある危機を回避することしか、そして、怒りの感情の矛先を何処に向けるかしかない

だからこそ、彼の戦闘経験という名の本能が彼に気付かせた

自らの背後にもう一人、敵がいることを

アックア「分身だと?!」

言いながらも、彼は咄嗟に反応した。したが、受けきるには不十分だった

良く有る分身や幻影に対する対抗術式を、自らの身の中に流れる血を利用して発動したのだが

左肩から殴られた彼は、そのままコマのように空中で回転しながら、殴り飛ばされた

彼の術式は聖書や伝承にいくらでも見つけることのできる、嘘の看破

どれだけ力のある分身や幻影であっても、所詮は偽物。本体ではない


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