過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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[saga sage]
2011/07/15(金) 15:12:10.70 ID:NevFLdj6P
「やっと見えてきた……」
本格的に疲れた様な声を出したのは、御坂美琴
交通機関が全てお釈迦になってしまった以上、移動手段は歩きが基本となるが、そうなれば疲労は半端では無くなる
どれだけ最短経路を歩んでも1学区はまたぐことになっていて、しかもどの学区も並々に破壊されていて道路すらまともに見えないのだから、普通に歩くよりも疲労はより大きくなるのは自然だ
ちょっとした山を登るよりも、経路も何も分からないので余程厄介だった
上条「んー、流石に殆ど徒歩になるとは。輸送機関のありがたみをひしひしと感じますな」
と傍らで漏らした男だが、御坂とは一転して顔に疲労は目立たず、それこそ少々汗ばんでいるだけだ
御坂「言う割にアンタ、元気そうじゃない」
上条「別に鍛えてるって訳じゃないんだけどな」
言う上条の前で、何を言ってるんですか、と一見彼らよりも年上そうな女性が振り返る
相「あなたはかなりのレベルまで鍛えられてます。幼少期からの積み重ねと言う奴ですよ」
上条「そういうものかな。まぁ、御坂は能力使った移動方法とかが出来なくなってるから、基礎体力云々以前の問題かもしれないけどさ」
御坂「……そーね。能力なんて不安定なもので、それに依存してたって言われたら否定できないし。今すんごーく痛感させられてるとこよ」
彼女がそのように感じてるのは、腰を曲げ膝に手を付いている仕草でよく分かる
相「ということは、御坂美琴は普通の女子中学生と言う事です、当麻。ちゃんと守ってあげないと駄目ですよ」
御坂「わ、私は自分で自分くらい守れるわよ。能力なんて無くっても」
上条「だな。それに、お前だっているし」
これ以上足枷になりたくないという意思も相まって反論した御坂に、そんな気は知らない上条は同調する
運ぶにしても、筋肉量は上条<相である
相「あら、あなたは女性に女性の守りを求めるのですか? 情けないですね。今だってそうです。疲れた女性が居る。一方であなたには余力が有るんですから、背負ってあげるとか出来るでしょう?」
上条「ちょ、流石にそんな体力は上条さんには残っていないんですが」
相「言い訳しない」
上条「……あい」
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