過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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659:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/15(金) 15:12:39.62 ID:NevFLdj6P

返事をした上条を確認して、女は少し駆け足で先行する

休憩の終わり、相から少し離されて上条は御坂の前で屈む

以下略



660:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/15(金) 15:13:12.53 ID:NevFLdj6P

壁が背に有ることで、正面からしか攻撃は有り得ない

そして注意を払いながら、そっとそこから顔を出して、先行していた相の方を見る

以下略



661:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/15(金) 15:13:42.68 ID:NevFLdj6P

御坂「行ってきてあげて」

それは彼の行動の引き金を引くには十分な言葉だった

以下略



662:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/15(金) 15:14:11.58 ID:NevFLdj6P
上条に言われた通りの廃屋の角で、しかし彼女はライフルを突きつけられていた

渡された拳銃も器用に撃ち抜かれ、既にバラバラだ

御坂「なに、よ」
以下略



663:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/15(金) 15:14:39.70 ID:NevFLdj6P

目の前の男は、余裕なのかライフルから手を離し、肩のベルトに預けて、自らの平手に拳をぶつけて、威嚇するように音を立てはじめた

「まぁ、今生き残れてない時点で、結局俺達が追ってた奴らもその程度のお馬鹿さんだったってことだけどな」

以下略



664:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/15(金) 15:16:13.78 ID:NevFLdj6P

打開する手段など現実には無くとも、それを煽れば、隙が出来るかも知れない。その隙があれば、打開にもつながる

不味いと思ってか、正面の男は肩にぶら下げたライフルに手を伸ばそうとした

以下略



665:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/15(金) 15:18:16.67 ID:NevFLdj6P

御坂「ゴもっ?!」

蹴り飛ばされて地面を転がり、横になったまま目を開いた時には、息を吸うべく開いた口に、強引にライフルの銃口が突っ込まれた

以下略



666:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/15(金) 15:19:18.50 ID:NevFLdj6P

「な、何をやりやがった?」

一方「能力者が能力を使った、ただそれだけだ。何も不思議じゃねェだろォ?」

以下略



667:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/15(金) 15:20:16.24 ID:NevFLdj6P
「やはり、ここにおったか」

響いたのは、年配の女性の声だった

「……昔はもう少しは凛々とした施設なりしも、今となっては廃れたものになりしね」
以下略



668:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/15(金) 15:20:43.89 ID:NevFLdj6P

最大主教は直接言葉にはしなかったが、ハッキリしていること

それは、ローラ=スチュアートが現王家に対し反逆しようという意思があるということだ

以下略



669:本日分(ry あれ、ロンドンまだ終わって無かったわ[saga sage]
2011/07/15(金) 15:21:36.69 ID:NevFLdj6P

ローラ「だがそれによって、幸か不幸か、私に施されていた制御の術式も掻き消されてしまいしよ。そうでなければ子を孕みし経験すら私は忘れしものを、自らがどのように扱われ、我が子がどのように生まれることを拒まれしか、知ることが出来てしまった」

ローラ「中途半端な結果の為に犠牲となった私達。次の子すら孕めぬ現実と同時に得たのは、皮肉にも衰えを知らぬ我が身」

以下略



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