過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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812:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/26(金) 13:42:01.59 ID:nb6vtV28P
「オラオラオラオラァッ!! 雑魚狩りには慣れてンだよ、俺はなァ!!」

体ごと翼を振り回して敵を蹴散らし、聖な光すらも放ちながら彼を捉えようとする遠距離攻撃は明後日の方向へいなし、己が腕では紙を裂くように破壊者を引き裂く

学園都市と外のほぼ境界で、手当たり次第に目に付いた人形のような天使を倒していくが

何度一掃しようとしても、小型の天使は霞みのように沸いて出てくる

その上、それらの背後には明確に雄雄しい形をもった大型で本物の化け物の群。そこにはおよそ正邪の分別すらない

中には、前に何とか倒したシヴァ型の巨人の姿まである。こんな雑魚の相手に気を取られていては洒落にならない結果となりそうだ

クソ、と時間と共に大きくなる焦り。そんな時

上条『一方通行、そこから離れてくれ』

唐突に上条からの無線の声がインカムを装備した左耳から伝わる

一方「ンだと?」

言われるがまま、というよりは慣性に身を任せ、そのまま学園都市側に流れると

ゴァッ!!! っと何か太いものが目の前を奔った

彼を追って数百程集まった人型天使の群を、それこそ白いだけの円柱・筒・渦とでも言えそうな、力の濁流が潰すように押し流していく

一方「あークソ、分析用の翼まで巻き込みやがって。手加減しろとは言わねェが」

その白い物が上条から放たれた力の濁流であると判断出来たのは、その犠牲になった薄く展開させた解析用翼のお陰なのだが

上条『お前が倒すのを下から見てて気付いたんだが、どうにも効率が悪くないか?』


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