過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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885:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/09/22(木) 05:04:53.65 ID:XtBQm+XVP
「なんや、今の音っ!?」

上条刀夜達が話し合いをしている建物の前の、すこし広い広間で剣や銃を構える者達にも、その音は当然聞こえた

むしろ、建物の外であるから尚更良く、具体的には何処から轟いたのか、聞き取りやすかった

「凶弾の音と言うよりは爆発音だったな。丁度、モスクワ市民と外からの集団が睨み合ってた方向から聞こえたが」

「おいおい、まさか」

まさか、暴徒と暴徒が衝突を開始してしまったのか

ざわつく米兵、騎士

心なしか、彼らを取り囲んでいるモスクワの民達も先ほどよりも厳しい目を向けている――?

「見ろ! さっきのはやっぱり爆発だ! 煙が上がってる! 炎もだ!」

誰が気付いたのか、その声のままに兵も騎士も、その中に混じっていた青髪も、その方向を見る

ワァッという悲鳴とも雄叫びとも言えそうな声も同時に響き渡る

これは、確信か

そんなタイミング、である。当然と言えば当然だった

目の前の暴徒から目を離していた彼らの中に、火炎瓶のようなものが投げ込また

しかもそれは、割れた瞬間、普通の火炎瓶のような見た目でありながらも、まるで大量のガソリンが気化して爆発したかのような、一瞬の大きな火球を生み

兵や騎士を簡単に吹き飛ばし、施設の壁や地面に叩きつける

青髪(こんなん、普通の火炎瓶なんかやない。なにか仕掛けが―――)

そう思った彼の視界に、もう一度瓶のようなもの


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