過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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911:それによって私の利き腕は[saga sage]
2011/10/11(火) 08:40:09.84 ID:F/zw6ecBP

アレイスター「結果を理解している事象があったとしても、しかし、その事象を具体的に説明できそうな理論も事象もない。そんなことは科学のジャンルに限定しなくとも、よくあることだ」

「魔術にしても科学にしても、それに消費される魔力とも言うべきエネルギーは把握できているが、それがどのような原理で生みだされ供給され消費することが出来るのか、結局分かっていない」

「しかし、それは時間によって解決される可能性も残っている。理論が無いからと言っても経験的にそうなると分かっているなら、人間はそれを利用する生き物であるからな。それは私も同じ事」

エイワス「今は考えるだけ無駄という訳だ。なるほど、それも一種の方法か」

アレイスター「だが、予想外の事がこれ以上起きるのは芳しくない」

エイワス「君がわざわざそう言うという事は、ようやくその腰を動かすつもりらしい。だが、それにはまだ役者が揃っていないようだが」

アレイスター「役者なら、揃っている」

そう言って、指差した先に現れた映像

そこには、気力の無い顔をした打ち止めと一方通行が、窓の無いビルの前にポツンと立っていた

エイワス「これは、手が早いな。いや、遅いぐらいか。いずれにしても、アレについては最低限の手順のみ、といったところか」

アレイスター「こうなっては贅沢など言っていられない。……使わせてもらうぞ、エイワス」

エイワス「私は元よりそのつもりだから、構わない。肝心のタイミングで焦りの無いようにな。だが、少しいいだろうか」

アレイスター「何処かに向かうとしても、その時になれば、例え地の果てに居ようとも呼びつけるつもりだが、構わないな」

エイワス「案ずることなかれ。ここまでしてきた君に手間をかけさせるつもりはない。ちょっとした事だ。君は、あの器を調節しておけばいいんじゃないか。まだまだ問題があるようだぞ」

アレイスター「あなたに言われるまでもないことだな」


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