過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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960:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 02:53:05.32 ID:dQEA5iJzP
見た目上は二人の人間が倒れていて、更に一人の男が膝をついて、もう一人の恐らく男であろう存在がそれをただ見つめるという聖堂内

なぜ、アレイスターは何もしないのか、フィアンマは考える余裕もない

彼が本来意図した救世主から神への神化は、同じ正教系でシンパのあるロシア成教を核とした術式的な制御下による、自縛的な神化

垣根帝督と同じく救世を行おうとする意図は持っているが、その部分では全くの逆と言えた

他でもないフィアンマが止めた垣根帝督の神化は、現状に怒れる絶対強者の神となって世界を変えること

フィアンマのそれは、しかし、その神を破壊すると言う目的のものだ。だから、その過程も目的もまるで違う

しかしながら、アックアが事実上使い物にならなくなったならば、十字教の最終目的である原罪を消し去る"聖母の慈悲"を利用して十字教の神の存在理由を根源から消し去るという方法がとれなくなる

本来的に絶対的な存在と定義されている神だからこそ、制限に制限を重ねた上でそれは可能だったが、一番のキーが機能不全ではどうしようもない

だから、今のフィアンマの強引な神化は、それに伴って復活者のコントロールすらも喪失してしまったが、垣根的な方法、望みの事にのみ思考と力が集中していく様な方法、しかなかった

それをただじっと見るだけなのが、アレイスターである

「見てるだけとは、随分と余裕で在りたるな。クロウリー」

そこへ、女が、剣を二振り腰に据えて、聖堂内に現れる

アレイスター「久しいな、ローラ=スチュアート」

ローラ「ご挨拶どうも。でも、お前との会話の前に、すべきことがありたるの」

言って、彼女は怖じることなくアレイスターの前を通りすぎ、フィアンマの前にツカツカと歩み出た

フィアンマ「お前も、俺様の、敵となる、のか?」

言う男は、と言うよりは男も、その体と床の境が、復活者で構築される床にへばりついてしまっている

その上、果敢無げさを感じさせるほどに、存在が霞みつつあった。同時にそれは、彼の意識がどれほど残っているのか端的に表していた

ローラ「まだ話せたるとは、少々驚きなれども」

言いながら、彼女は膝を付いた状態のフィアンマの前に、同じ高さになる様に屈みこむ

そして、ギュッと、砂細工のようなフィアンマを胸に抱き寄せた

フィアンマ「・・・・・・?」

ローラ「安心していいわ。今回は、敵になろうと言う訳ではないの。父なる"天"の概念を私にもたらしたる見返りとして、なね」

フィアンマ「俺様に、……味方する、のか」


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