過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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965:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 02:57:06.47 ID:dQEA5iJzP

滝壺「きぬはた、少し離れよう」

ヒートアップする御坂の後ろで、紫電から離れる為も有って、小声で彼女は近くの少女の肩を引いた

絹旗「え?」

滝壺「あの人、変なAIMみたいな何かがあふれ出てる」

それはどういうことですか、と聞かんばかりに眉間に少し皺を寄せるも、それ以上具体的に答えようもない

そんな彼女の前で、話は続く

刀夜「大丈夫だよ。それは、有り得ない。例えこの中の連中が何をどうしても、カミジョウトウマが消え去ることは無い。それこそ幻想を全て消し去らない限り」

相「何を言っているんです」

刀夜「うーん。正直言って、私が何故こう考えるのかは分からないが、しかしどうにも間違っているとは思わないのさ」

はぐらかすような言い方だが、しかし彼はあいまいな言い逃れをしているようでは無い

相「それは、どういう――――」

だから彼女は問い詰めようとしたが

その場にいた全員の興味が、一気に違うものへ向いた

注目の的は、目の前の大聖堂で生じた大きな爆発

しかし、爆発と言っても火の手が生じる様なものではなく、青々としたオーラのような物が噴流となって、霧のようにも風のようにも衝撃で吹き飛んだ天井・壁から流れ出している

刀夜「……今度は一体、何が起きたのだろうね」

呟いて、彼は聖堂の方へ走っていく

刀夜「青髪君、君達はここから離れるんだ。結標君だけじゃなく、周りの御姫様達も守ってあげるんだよ!!」

半身を後ろに向けて、指示を出すも

そんな機敏な動きをする程体力が余っていたのかと、青髪が驚くほどの素早さだった

相「待ちなさい、上条刀夜!!」

それを見て追っていく女。彼女の話はまだまだ終わっていない


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