過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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969:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 02:59:55.99 ID:dQEA5iJzP

アレイスター「……"幻想殺し"」

ローラ「広大な大地に一人ぼっちというのは、可哀相でしょう?」

してやったりの顔をしたローラの方を、アレイスターは見てはいない

注目しているのは、"幻想殺し"の方だ

そして、突き出でた岩石の手のお立ち台の上で、"幻想殺し"もじっと下を、聖堂を見下ろしている

もちろん、モスクワ市の中心からではとても、上条当麻の姿を肉眼で確認することは出来ないが

ただ居るだけでその場にある力をことごとく掻き消していく存在など、簡単な感知の術式でさえも目立って写る

アレイスター「こんなことをしなくとも、幻想殺しは来ただろうがな。……いや、寧ろこれも、その意思の内であるのかもしれない」

ローラ「どちらでも構わなしよ。結果として、彼がここに存在していることに意味がある」

アレイスター「私だけを狙うという保証は無いぞ」

ローラ「同時に、狙わなしという保証もないわ。彼が相対しようとしている存在を利用しようとしけるあなたは、特に。ね」

この状況で"相対する者"がこの場所に在るのは、あまり好ましくないのは、彼にとっても確かだった

しかしそれは、彼女の考えているのとは別の理由で、である

アレイスター「全く、やってくれる」

初めて、彼は余裕の無い発言をした

ローラ「それはどうも」

アレイスター「だが、君自身は、彼がこの場所に来てしまったことによる影響を正しく理解していないようだ」

ローラ「それは負け惜しみに聞えたるわよ、統括理事長殿?」

アレイスター「どうやら、本当に理解は出来てないらしい」

聖堂内で正対していた彼女たちだったが、緑の男の方がススッと風に流されるように後方へ下がっていく

ローラ「逃げしたるつもりはない!」

と、せり上がった地面が彼の進行方向を抑えるが


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