90:別人 ◆Q7pSHpMk.k[saga]
2011/03/27(日) 02:26:28.46 ID:ZzKmd7ml0
テレスティーナが作り上げたこの兵器は、音を使った武器だが一般的な音響兵器ではない。
指向性の音波を投射する点に限れば同一と言えなくもないが、両者には決定的な違いがある。
91:別人 ◆Q7pSHpMk.k[saga]
2011/03/27(日) 02:27:37.11 ID:ZzKmd7ml0
8月20日午後6時15分、アビニョン『教皇庁宮殿』近くの庭園
同僚であるテッラの亡骸を見つけたアックアが、感嘆の声を上げる。
92:別人 ◆Q7pSHpMk.k[saga]
2011/03/27(日) 02:28:27.67 ID:ZzKmd7ml0
落ちていた『マクアフティル』を拾い、両手で握りしめる。
震える体を叱咤して、ショチトルは切っ先をアックアへ向けた。
93:別人 ◆Q7pSHpMk.k[saga]
2011/03/27(日) 02:29:16.69 ID:ZzKmd7ml0
8月20日午前10時00分、第3学区のとある高級ホテル
第7学区のとある病院が、統括理事会の指示で襲撃されている頃。
94:別人 ◆Q7pSHpMk.k[saga]
2011/03/27(日) 02:30:00.88 ID:ZzKmd7ml0
流れてくる各種情報に目を通している彼に、背後から声が掛けられた。
「……面倒はキライ……そう言ったハズ……」
95:別人 ◆Q7pSHpMk.k[saga]
2011/03/27(日) 02:30:55.14 ID:ZzKmd7ml0
だが、すでにこの場を支配しているのがどちらかは確定している。
それほどの圧倒的な差が両者には存在していた。
96:別人 ◆Q7pSHpMk.k[saga]
2011/03/27(日) 02:31:39.84 ID:ZzKmd7ml0
殊更に冷え冷えとした言葉を聞いて、彼の顔色が絶望に染まる。
瞬時に警備ロボを出動させようと信号を送るが、応答はない。
97:別人 ◆Q7pSHpMk.k[saga]
2011/03/27(日) 02:32:34.95 ID:ZzKmd7ml0
息絶えた老人の骸を蹴飛ばして、彼女がシステムを操作する。
そこに表示されるのは、最先端の科学を誇る学園都市の中でもさらに一段進んだ技術。
98:別人 ◆Q7pSHpMk.k[saga]
2011/03/27(日) 02:33:12.44 ID:ZzKmd7ml0
今日はここで終了です
ちなみに、このSSはほとんどその場の思い付きで書いているので伏線とかはあまりありません
99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/27(日) 02:34:53.78 ID:BH/niM0so
おつ
100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]
2011/03/27(日) 02:36:25.70 ID:FoONxAdv0
乙
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