過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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384:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/21(木) 02:09:33.99 ID:jyC5AdQro

「は」

「はぁ」

以下略



385:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/21(木) 02:10:20.29 ID:jyC5AdQro

「あんなぁ、カミやん」

青髪ピアスがいつになく真剣な表情をして、上条に詰め寄る。

以下略



386:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/21(木) 02:11:26.70 ID:jyC5AdQro

「そういうことや。確かに今カミやんはボッコボコで、準備の手伝いなんて出来ないかもしれへん。
 当日、ホストとしてお客さんを楽しませることも出来ないかもしれん。
 でも、だからってカミやんが楽しんじゃいけないってことにはならへんでー?
 ホストとして楽しませられないなら、ゲストとして楽しめばいいんよ?」
以下略



387:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/21(木) 02:12:21.91 ID:jyC5AdQro

「上条ちゃん」

名を呼ばれ、振りかえると小萌が柔らかく微笑んでいた。

以下略



388:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/21(木) 02:13:02.58 ID:jyC5AdQro

「……そう言えば、そろそろ学校に戻らなくちゃいけませんねー」

腕時計を見た小萌が生徒たちに呼び掛ける。

以下略



389:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/21(木) 02:13:55.77 ID:jyC5AdQro

思い思いの言葉を掛け、小萌やクラスメイトたちは上条の病室を後にした。
残されたのは上条と土御門の二人だ。


以下略



390:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/21(木) 02:14:50.37 ID:jyC5AdQro

美琴がケーキを持ってきたという知らせを受け、この病院にいる姉妹全員が打ち止めと番外個体の部屋へと集まった。
同じ顔の少女8人が一部屋に集いケーキを頬張るさまというのはなかなか壮観である。

「……というわけで、ミサカは研究所の脱出には成功したんだけど。
以下略



391:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/21(木) 02:15:39.91 ID:jyC5AdQro

「そーだお姉様。ミサカ、服が欲しいんだけど」

その言葉に、美琴は改めて番外個体を眺める。
右腕を骨折しており肘のあたりからギプスに覆われている彼女は自由に服を着ることができない。
以下略



392:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/21(木) 02:16:27.28 ID:jyC5AdQro

「一端覧祭までは午前中授業だし、うちのクラスの出し物はほとんど準備終わってるのよね。
 私も課題とか出されてるからいつとは確約できないけど、私が都合いい時でいいなら。
 さすがに全員いっぺんには無理だから、順番になるけどね」

以下略



393:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/21(木) 02:17:25.17 ID:jyC5AdQro

基本的に美琴が妹たちのことを呼ぶ時は検体番号か、ニックネームなどがあればそちらを使う。
ゆくゆくはそれぞれに番号ではなく名前が必要になるのは分かっているのだが、彼女としては自分で考えた名前の方が良いと思っている。
一生付き合っていく名前だ。美琴のセンスを押し付けるよりは、自分の好きな名前を名乗ってほしい。
もちろん、名前をつけてほしいと言われれば一緒に考えるつもりでもいる。
以下略



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