過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
1- 20
483:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/30(土) 02:34:04.11 ID:NuUToNWHo

常盤台中学の外部女子寮は相部屋である。
人数の都合上どうしても一人部屋になる生徒も出てくるが、それは白井黒子には当てはまらない。
彼女と同じ部屋で生活するのは敬愛する先輩である御坂美琴。
基本的にプライベートな時間のほとんどを共有する間柄だからこそ、彼女は敏感に気付いた。
以下略



484:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/30(土) 02:34:59.49 ID:NuUToNWHo

「課題のため」という名目は、いつの間にか「課題をやってるうちに興味を持ったことを勉強している」に変わっていた。
だが、興味を持っただけにしては、根の詰めようが度を過ぎている気がする。

朝、白井が目を覚ますと美琴は既に身支度を終え、机に向かっている。
以下略



485:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/04/30(土) 02:35:09.77 ID:8oD7pZ2fo
舞ってた


486:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/30(土) 02:35:52.75 ID:NuUToNWHo

11月23日。

一端覧祭まであと一週間となったこの日の午後、白井は二人の友人とともに歩いていた。

以下略



487:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/30(土) 02:36:44.13 ID:NuUToNWHo

常盤台中学の学生たちには、日常的に予習・復習をする癖が身についている。
授業でやったところだけではなく、自分のペースでどんどん進めて行くのが彼女たちの流儀だ。
だから「試験前に切羽詰まって勉強する」という感覚は分かりにくい。

以下略



488:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/30(土) 02:37:50.73 ID:NuUToNWHo

寮の入り口で帰宅届と来客届を出し、友人たちを部屋へといざなう。

「そう言えば、御坂さんはどうしてるんです?」

以下略



489:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/30(土) 02:39:25.35 ID:NuUToNWHo

部屋の中へと入った白井は、美琴がベッドの上にいることに気付いた。
積み上げられた本のせいで、入口からは死角になっていたのだ。

「あら、お戻りになってましたの、お姉さ……ま?」
以下略



490:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県)[sage]
2011/04/30(土) 02:39:32.80 ID:24jfxs210
キター


491:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/30(土) 02:40:05.02 ID:NuUToNWHo

「………………」

「………………」

以下略



492:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/30(土) 02:40:51.81 ID:NuUToNWHo

「あ、あら黒子、帰ってたの。初春さん、佐天さん、いらっしゃい」

「あはは、お邪魔してますー」

以下略



1002Res/817.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice