過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
1- 20
974:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/06/22(水) 01:48:15.11 ID:zxuPn9f5o

常盤台中学は校舎も寮も基本的に華美な装飾物の持ち込みは禁止だ。
その為、美琴は上条にもらったネックレスを丁寧にハンカチで包み、学生カバンの底に押し込んで帰寮した。
部屋に戻ってカバンの底からネックレスを取り出しにまにまと眺めていると、白井が帰宅した。

「ただいま戻りましたの」

「お帰り黒子、風紀委員はしばらくお休みじゃなかったの?」

「現場には出られないので内勤になりましたの。慣れないオペレーター役は大変でしたわー」

「あはは、たまには初春さんの苦労も感じなさいってことよ」

白井はカバンをベッドの上に投げ出し、ベッドに座る。
必然的に美琴と向かい合わせになり、その手元のネックレスにも目が行く。

「あら、可愛らしいネックレスですのね。いかがなさいましたの?」

「あいつが買ってくれたの」

美琴の言葉と同時に、白井の頭からヒビの入るような音がする。

「…………あの殿方が、プレゼントを……ですの……?」

「……うん。その、お見舞いとかに行って色々お世話してあげたお礼だって」

「ぐぬぬ……」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/817.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice