2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/09(水) 16:37:43.44 ID:Kg1cnhQx0
―西暦2522年―
とある大都市サクラガオカ・シティは、都市の全機能を統括、管理する
マザーコンピュータ『ドロシー』によって支配されていた。
しかし、そこに住まう人々はその事実に何の疑問も持たず
ただあるべきように日々を過ごしていた。
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2011/03/09(水) 16:38:44.11 ID:Kg1cnhQx0
Stage-A
サクラガオカ病院
研究員A「心拍数に異常は見られない。そのままナルコンを投与してくれ」
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2011/03/09(水) 16:39:23.03 ID:Kg1cnhQx0
ユイ「さてと、抜け出せたのはいいけど・・・これからどうしよう・・・」
ユイ「とにかく!この部屋から出よう!」
ユイ「むむむっふんむむむっ!ぷあっ!全然開かないよ〜
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/09(水) 16:40:02.08 ID:Kg1cnhQx0
ドア ガチャ
ユイ「失礼しま〜す」
研究員A「っ!?ど、どうやって拘束具やドアのロックを!?」
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2011/03/09(水) 16:40:43.37 ID:Kg1cnhQx0
ユイ「はぁっはぁっ!いきなり襲いかかってきたからビックリしたよ〜!
何か咄嗟に力使っちゃったけど、この人大丈夫かな〜ま、まさか死んじゃったり!?」
研究員A「」
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2011/03/09(水) 16:41:21.21 ID:Kg1cnhQx0
病院・廊下!
ユイ「ううう・・・ひ、人が燃えちゃった・・・私がやったんだよね?
絶対殺しちゃったよ〜・・・もしかして、一番最初の人も・・・?」
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2011/03/09(水) 16:41:59.32 ID:Kg1cnhQx0
警備員A「ウサギが逃げ出してるじゃねぇか」
ユイ「・・・・(また人が・・・・)」
警備員A「痛い目にあいたくなかったら、おとなしく小屋に戻んな!」スタンケイボウ バチバチ
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2011/03/09(水) 16:42:38.72 ID:Kg1cnhQx0
警備員B「な、なんだ・・・こいつの体から電気みたいなものが・・・
うぐっ!き、急に吐き気が・・・か、からダモウゴカナイィィィ
アタマモイタイィィィィイイタスケ、タスケテェエエエエエエエ」
ビシャッ!グチャッ!
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/09(水) 16:43:56.86 ID:Kg1cnhQx0
鏡には少女が映っていた。
整った顔立ち、前髪には二つのヘアピン。
上から、“さいきっく”と書かれたTシャツ、ホットパンツにレギンスと
なかなか露出度の高い格好をしていた。
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/09(水) 16:44:40.20 ID:Kg1cnhQx0
ユイ「ほっ、良かった〜気絶してるだけだったよ〜今のうちに」コソコソ
ドア ガチャガチャ
ユイ「ん〜ここは開かないのかな〜“特殊薬務局”?」バシバシ
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