過去ログ - まどか「マスクドライダーシステム?」
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29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/03/17(木) 22:12:38.52 ID:WXf83O/p0

母と雑談をしながら顔を洗う。
担任教師や友人の恋愛事情、今日付けていく髪飾りの相談。
仕事で忙しい母との、少ない会話がここである。
母は今回少し派手めなリボンを選んだ。 曰く、これでまどかもモテモテ、らしい。


朝の最後は食事を行うこと。 何故か歯を磨いてからの食事となる。
専業主夫の父が作った朝食を、母と弟と食べる。

「あ、今日はお味噌汁にご飯なんだ」

いつもはパンと洋食が並ぶ朝食だが、今日は若干の違いが見られている。
パパの気分かな、とまどかは考えながら呟いた。

「ああ、昨日総司君が来たでしょ? その時にちょっとお味噌汁の話をしてね」

「あ、昨日天道さん来たんだ? 私もう寝ちゃってたのかな?」

最近このあたりにやってきた青年は、父とよく交流している。
お互い、料理が好きだからだろう。

母が時計を見やると、時計はすでに出勤時間を示していた。

「あ、もうこんな時間か…… じゃ、行ってきます!」

母を全員で見送ると、まどかは再び朝食を食べ始める。 時計は7時45分を示していた。

「さ、まどかも急がないと」

「ん? あっ…… ほんとだ」

これでは友人との待ち合わせに遅れてしまう。 まどかは米粒残さずご飯を食べ終わると、
急いで家を出た。

「行ってきます!」

今日も今日とて幸せで、暖かな一日が始まる。

まどかは、そう思っていて。

走りながら、笑みをこぼすのであった。




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