17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/03/17(木) 04:22:18.90 ID:LjwDMhJO0
梓「――で、純は謎のヒーローとやらに助けられて無事で、ここで澪先輩に取材されていると、そういうわけ?」
純「うん、まあそんな感じ」
梓「はぁ、もう、心配させるんだから」
純「ごめんごめん。先に連絡しとけばよかった」
梓「まあ、無事だったならもういいよ。それより……澪先輩。お久しぶりです」
澪「久しぶり、梓。もうお邪魔になるだろうからね、私は行くよ。鈴木さん、これ、私の連絡先。なにか思い出したこととかあったら、ここに」
梓「待ってください。澪先輩」
澪「……何?」
梓「澪先輩、記者になったんですね。知りませんでした」
澪「言ってなかったからね」
梓「……澪先輩。私、まだ尊敬してます。澪先輩のこと」
澪「……ごめん梓。私はそんな人間じゃない。軽蔑されたほうがまだ、気が楽だ」
梓「そんなこと、簡単そうに言わないでくださいよ……」
澪「じゃあね、私は行くから、ここで何か飲んでいくと良い。疲れてるみたいだからね」
澪は五千円札をテーブルに置き、喫茶店を後にした。
純「梓、大丈夫?」
梓「……大丈夫。私は大丈夫。今度こそ、守って見せるから。純も、憂も」
梓(私は部長なんだ。仲間を、絶対に失ったりはしない)
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