過去ログ - 紬「タックマン?」
1- 20
98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage saga]
2011/03/22(火) 05:32:09.79 ID:A0O8EXjso
日本 琴吹邸


紬「……」

放送ジャックが終わった。紬は放送の間、言葉を発することができなかった。
黄金は琴吹ビルを乗っ取り、その屋上で何かを行うことで律を覚醒させようとしている。

斉藤「あの銅像はお嬢様がこの街をお去りになった間に、旦那様に救われた皆様が感謝を込めて作り上げたものです」

紬「……斉藤」

斉藤「なんでしょう、お嬢様」

紬「私、傷も治っていないし、そもそもただの人間だわ。きっと、行っても勝つことはできないでしょうね」

斉藤「はい。私も同意見です」

紬「斉藤、あなたは私を止める?」

斉藤「はい。それはもう、お嬢様が死んでは何もかもが終わりです」

紬「そう、ありがとう……。私、行ってくるわ」

斉藤「行ってらっしゃいませ。私は、私たちは、いつでもお嬢様の帰りをお待ちしております。いつでも、いつまでも」

紬「帰ったら、おいしい紅茶を期待しているわ」

斉藤「もう、お嬢様のほうがお上手では?」

紬「まだまだ、教わってないことばかりよ、斉藤。それを知るまで、きっと死ねないわ」

斉藤「ならば取っておきの技を今度伝授しましょう」

紬「楽しみにしてるわよ、斉藤……。さよなら」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
236Res/350.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice