過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」<br>
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879: ◆v2TDmACLlM[saga]
2011/08/29(月) 01:11:11.50 ID:Jq0MGcRl0

上条「……あったさ。きっと、あったはずだ。わざわざ幻想御手なんか
   使わなくても、話せばきっと吹寄だって分かってくれた!!
   そういう努力はしたのかよ! それを怠ってたのは、テメェじゃねぇのかよ!!!」

以下略



880: ◆v2TDmACLlM[saga]
2011/08/29(月) 01:11:55.30 ID:Jq0MGcRl0

上条「嘘吐くんじゃねぇ!! 他に道を探そうとしたのかよ! 
   てめぇのやった事で誰かが泣いたんだぞ! そんな事で助かってそいつは喜ぶのかよ!!」

浜面「黙れよ……ッ!!」
以下略



881: ◆v2TDmACLlM[saga]
2011/08/29(月) 01:12:57.02 ID:Jq0MGcRl0


体勢を整える前に、懐に入った浜面が畳み掛ける。
膝が、肘が、止まらない打撃が何発も何発も上条の体に叩き込まれる。

以下略



882: ◆v2TDmACLlM[saga]
2011/08/29(月) 01:14:24.79 ID:Jq0MGcRl0


上条「いい、加減……に、しろよ」

同じ様に、口元についた血を拭い。
以下略



883: ◆v2TDmACLlM[saga]
2011/08/29(月) 01:15:32.45 ID:Jq0MGcRl0

浜面「ッ……それ、は」

上条「さっきから聞いてりゃテメェがどうしたいかなんて、ちっとも吐き出されてねえじゃねえか!!
   自分のためだろうが見返すためだろうが、んなつまんねぇ事どうだっていいんだよ!!」
以下略



884: ◆v2TDmACLlM[saga]
2011/08/29(月) 01:16:55.39 ID:Jq0MGcRl0

上条「選べよ。今ここで」

上条当麻が、一歩を踏み出す。そこに、確固たる意思を持って。

以下略



885: ◆v2TDmACLlM[saga]
2011/08/29(月) 01:18:25.54 ID:Jq0MGcRl0

パァン

上条「ッ――」

以下略



886: ◆v2TDmACLlM[saga]
2011/08/29(月) 01:20:07.59 ID:Jq0MGcRl0

轟音が炸裂した。

上条当麻の右腕が、浜面仕上の頬を確実に貫いた音だった。

以下略



887: ◆v2TDmACLlM[saga]
2011/08/29(月) 01:21:39.10 ID:Jq0MGcRl0
浜面「――あ、」

何かが壊れ、何かが殺され、何かが晴れて行くのを感じた。

そもそも、自分は何に、罪悪感を感じていたんだろう。
以下略



888: ◆v2TDmACLlM[saga]
2011/08/29(月) 01:22:27.07 ID:Jq0MGcRl0

――――――――

日に照らされて、どれほどの時間が経ったろう。

以下略



889: ◆v2TDmACLlM[saga]
2011/08/29(月) 01:22:58.29 ID:Jq0MGcRl0


浜面「一緒に動かねぇか?」

は? と、突然の浜面の提案に、そんな気の抜けた返事が返ってくる。
以下略



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