過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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148: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/03/30(水) 20:49:49.85 ID:lsEBpjWb0


「最低でもそこは維持しないと…。けど少しでも伸ばしたいのが本音よ。同じ記録ってなーんかスッキリし
 ないのよねー」

以下略



149: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/03/30(水) 20:51:00.51 ID:lsEBpjWb0


自分の世界へ寄り道している彼女を不審に思いつつも気遣うが、当人はそれどころではなかった。
嫌な予兆を感じた上条は無意識に右手を美琴の頭にポンと乗せる。こうする事で彼女による電撃被害は無償に
抑えられるのだ。まさにゴム手袋並の便利さである。
以下略



150: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/03/30(水) 20:51:48.22 ID:lsEBpjWb0


疑念を渦巻かせる上条を他所にブツクサ嘆息しながら携帯を取り出したはいいが、何故か着信には応じず
に表示を見たまま挙動が止まる美琴。
この様子がふと気になった上条は美琴からは死角の位置に体を移動させ、ひょいと背後から覗き込む行為
以下略



151: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/03/30(水) 20:53:13.58 ID:lsEBpjWb0

―――


「………あっれえ? 出ないなー。オリジナルって何か部活動とかやってたっけ?」
以下略



152: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/03/30(水) 20:55:20.09 ID:lsEBpjWb0


「ごめんごめん。悪意ありなのは素直に認めるけど、何もそれだけがミサカの全てじゃないよ?」

『アンタの口振りからは悪意と雑念しか読み取れないのよ!! ちょっと身体が成長してるからってDNAマップ
以下略



153: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/03/30(水) 20:58:24.69 ID:lsEBpjWb0


御坂美琴と番外個体に接点が生まれたのはほんの一週間近く前のこと。


以下略



154: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/03/30(水) 21:01:48.22 ID:lsEBpjWb0


後は今こんな風に電話で話しているような調子である。番外個体が正義感はあっても素直になれない美琴を
揶揄し、美琴の方は定義を沿うように反論、応戦する。ひとつの姉妹としての図式が一応ながらも成り立っ
ていた。
以下略



155: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/03/30(水) 21:05:31.09 ID:lsEBpjWb0


『おやおや、図星でしたか? そりゃ失敬。にゃはっ』


以下略



156: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/03/30(水) 21:07:04.77 ID:lsEBpjWb0


十メートル程度先にある歩道橋の上から番外個体がコチラに向かって手を振っていた。
ついでにその背後には、どうしたら良いか分からずにただオロオロするだけの19090号も付属されて
いた。が、やがて開き直る事にしたのか、19090号も番外個体の隣りに立って手を振ってくる。
以下略



157: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/03/30(水) 21:08:03.97 ID:lsEBpjWb0


思い出したように驚嘆する打ち止めを背後の三人少女は凝視する。

「………アホ毛ちゃん? 今の電話って…」
以下略



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