過去ログ - フィアンマ「これがあの男が命を懸けて救った世界、か」
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2011/08/26(金) 22:36:22.46 ID:QED9L2bao
「だから、私が大切だと思うのはそれからのことなの。間違えてから、その人がどうするか」
「……間違えてから、か」
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2011/08/26(金) 22:38:46.48 ID:QED9L2bao
彼女の返事を聞くと同時に、フィアンマは大きく欠伸をこぼす。
まばたきを数度繰り返した後、頭を軽く振って、
「……俺様は少し寝るかな。眠気を飛ばすつもりで出てきたんだが、やはり眠い」
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2011/08/26(金) 22:42:54.00 ID:QED9L2bao
彼らが唐突な事態にどう動くべきか逡巡していると、件の青年が小走りでやってきた。
彼はフィアンマらの姿を見つけると、少し安心したように緩く息を吐いた。
「ああ、ここにいましたか」
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2011/08/26(金) 22:44:38.96 ID:QED9L2bao
「下衆に節度を求めても仕方無いが、霊装の調整もまだだというのに」
「それ以前に貴方は眠そうね。少し仮眠した方がいいんじゃないかしら?」
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2011/08/26(金) 22:45:54.80 ID:QED9L2bao
青年が少し焦ったように言うと、彼女は少しムッとした表情を浮かべた。
そのまま青年の下へと足を進め、彼より背の低い彼女はやや見上げながら抗議の視線を送る。
彼女はたじろいだ青年が視線を逸らそうとすると同時、表情を一転して完璧な笑顔を作り、
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2011/08/26(金) 22:47:54.17 ID:QED9L2bao
「それじゃあ、行って来るわね」
「本当に大丈夫なのか」
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2011/08/26(金) 22:49:14.50 ID:QED9L2bao
「ふふっ、ありがとう」
だが、少女は笑った。
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2011/08/26(金) 22:52:14.91 ID:QED9L2bao
老人らは、先日の戦場に程近い場所の木々に隠れて様子を伺っていた。
前方の盆地には、既に敵戦力が集結している。
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2011/08/26(金) 22:54:15.00 ID:QED9L2bao
その一言を皮切りに、老人と青年が森林から飛び出す。
一番近い『木馬の船』は前方百メートルほど先で待機していた。
それに向けて、老人は瞬時に魔術を放つ。
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2011/08/26(金) 22:57:43.44 ID:QED9L2bao
「おし、次!」
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2011/08/26(金) 22:59:45.50 ID:QED9L2bao
「……よし、ちょっくら他の連中にも話を聞いてみるか。お前さんは一端下がって嬢ちゃんでも守ってろ」
そう言い残して、老人は他の仲間の方へ駆け寄って行った。
杜撰な指示を出された青年は、とりあえず周囲を見渡して安全確認をする。
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