17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/03/24(木) 22:24:59.08 ID:VM0nDOuDo
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佐天「はぁ……結局無駄骨かぁ……痛っ!」
佐天「っ……、アレイスターの計画も……、あたしの左手も限界が……近い……なぁ……」
佐天涙子は左腕をさする。
彼女の左の二の腕には、カーテナ=セカンドという英国最大級の霊装の破片が埋まっている。
元々イギリス王家の血筋しか使えぬ霊装な訳だが
佐天涙子の左腕と似通っている力の所為なのか
それともロシアでミーシャ=クロイツェフの力を吸収した所為なのかは分からないが
ともかく無理に力を引き出している
佐天「限界が……近い……」
佐天「拒絶反応って、いうのかもしれないけど……ぐぅ!!」
佐天「ぜっ、はぁはぁ……。くっ……年末までに初春を助けたかったけど……」
佐天「最初は研究所に幽閉でもされてるのかと思ったけど……」
佐天「調べられるところは全部調べたし……。統括理事会の全員もしらなそうだったし……」
佐天「っ……。はぁ……。やっぱり、アレイスターの管理下にいるんですかね……」
佐天「まったく、困った親友だなぁ初春は……。大丈夫、もうすぐ助けてあげるから……」
佐天「絶対に、助けるから……」
佐天「(会いたい、初春に会いたいな……)」
佐天「…………」
佐天「タイムリミットがもうすぐ……皆を呼ばないとな……」
佐天「できれば、この日までに初春を助けたかったんだけどな……」
何にせよ、もうすぐ全てが終わる。
12月31日に、全てが。
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