51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/03/24(木) 23:11:14.80 ID:VM0nDOuDo
それぞれが一瞬のうちに仮面の男の翼の攻撃を防ぐ若しくは触れることを危険と察知し後ろへ一歩下がる。
目標を捕捉出来なかった金色の翼はビルの床に直撃する。
普通のコンクリートならば床をぶち抜いていただろうが、ヒビ一つ入らない。
フィアンマ「……、おい貴様──どういうことだ」
仮面の男「…………」
オッレルス「──、」
フィアンマ「今貴様が使った魔術は『光の処刑』だ。世界にはもう存在しないはずの男が使っていた魔術だ」
フィアンマ「(偽者──?いや、だが今感じたモノは間違いなく本物の──)」
オッレルス「──ッ!!」
オッレルスは自らの力である北欧玉座を行使したのだろう。
術式を説明できないほどに進化しているこの魔術は、攻撃の範囲や威力の定義すらない。
回避することは困難を極める。
しかし──
仮面の男「優先する。──人体を上位に、魔術を下位に」
北欧玉座を食らってなお、目の前の仮面の男は平然とたっている。
部屋の中央で一歩も動くこともなく、ただ立っている。
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