過去ログ - 美琴「私が一万人以上殺した、殺人者でも?」
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◆MDOfmX8bYE
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2011/03/26(土) 20:05:27.08 ID:X5AOPpqso
「中の物、何使っても良いからな。使う機会も多いから包帯とか消毒液の在庫は多めに備蓄してあるし」
「ありがと……使う機会が多いって、なんか激しいスポーツの部活動とかやってるの?」
以下略
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◆MDOfmX8bYE
[saga]
2011/03/26(土) 20:06:25.49 ID:X5AOPpqso
上条が去った後、遠ざかる足音に耳を凝らしていた美琴は、そこからたっぷり百秒ほど待ってから衣服に手を掛け、脱ぎ始める。
細かい傷は全身のあちこちに刻まれ、服を着たままでは手当て出来ない箇所が幾つもあるのだ。
流石にさっき知り合ったばかりの男の子の前で服を脱ぐ真似は出来ず、さりとて世話になった人に出て行けとも言えなかったので、上条が空気を読んで外出してくれたのはありがたかった。
以下略
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◆MDOfmX8bYE
[saga]
2011/03/26(土) 20:07:24.36 ID:X5AOPpqso
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◆MDOfmX8bYE
[saga]
2011/03/26(土) 20:09:56.04 ID:X5AOPpqso
オカルト
だが、魔術が存在する事を上条は知っている。
以下略
54
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◆MDOfmX8bYE
[saga]
2011/03/26(土) 20:10:58.02 ID:X5AOPpqso
それは一ヶ月前の事だろうか。
初めて会った時もこの女は不良どもに囲まれていた。そう言った場面を見過ごせない性質の上条は当然割って入ったのだが。
『やー、こんな所にいたのかー、ダメじゃないかはぐれちゃー』
以下略
55
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◆MDOfmX8bYE
[saga]
2011/03/26(土) 20:12:23.70 ID:X5AOPpqso
「で、何か用でもあるのかよ 。そもそもお前の家も通ってる教会も反対方向だろ。もしかして嫌味な上司にパシらされてるとかか?」
「そんな事させられてないんだよ! それよりっ! 今日という今日こそ私の魔術でコテンパンに打ちのめしてやるんだから黒コゲにされるか手足引き千切られてダルマになるか全身の穴という穴から墳血するか好きな死に方を選ぶといいかm……むぐっ!?」
以下略
56
:
◆MDOfmX8bYE
[saga]
2011/03/26(土) 20:13:41.45 ID:X5AOPpqso
「…………え、あ、いや。これは……ですね」
ピピーッ! と鋭い笛の音が響き渡った。
釣られて目を向けると、ごっつい体つきをした警察官がこちらに向かってくるのが目に入った。
以下略
57
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◆MDOfmX8bYE
[saga]
2011/03/26(土) 20:14:42.54 ID:X5AOPpqso
「はぁ、はぁ……ああもう畜生一体俺が何をしたってんだ」
「大人しく私と勝負しないのがいけないんだよ」
以下略
58
:
◆MDOfmX8bYE
[saga]
2011/03/26(土) 20:15:32.73 ID:X5AOPpqso
ぐ……ッ、とインデックスは言葉を詰まらせた。
上条にまっすぐと睨まれただけで少女の全身は強張り、指1本動かせなくなる。
インデックスにとって上条当麻とは得体の知れない恐怖そのものだ。
以下略
59
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◆MDOfmX8bYE
[saga]
2011/03/26(土) 20:17:26.77 ID:X5AOPpqso
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以下略
60
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◆MDOfmX8bYE
[saga]
2011/03/26(土) 20:17:57.60 ID:X5AOPpqso
かろうじて、見てはいけなそうな部分には包帯が不器用に巻かれているおかげで隠されているので、一応セーフ? と上条としては思いたいのだが。
「………………」
以下略
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