過去ログ - 美琴「私が一万人以上殺した、殺人者でも?」
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533:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/07/08(金) 00:04:54.18 ID:NpuZOMhNo

「ぐ、がぁぁぁぁぁぁぁぁあああああっ!!」

 重く硬い衝撃が上条の身体に突き刺さり、次の瞬間、上条は地面の上を激しく転がるように吹き飛ばされる。

「うぐっ! が、は……ぁ」

 そのまま上条の身体は建物の壁にぶつかる事でようやく停止し、力なくうつ伏せに倒れた。
 石のブロックが突き刺さった脇腹は熱を持ったように熱くズキズキと痛み、あちこち打ち付けた全身からも重い痛みが走る。

(ヤ、バイ……倒れてる場合、じゃ……!)

 起き上がろうと身を捩るのも激痛を伴い、上条はうつ伏せの状態で首だけを動かし、視線を巡らせる。

 埃の舞う箱庭の奥に、白い悪魔がさっきと全く姿勢を同じく、佇んでいた。
 攻撃するでもなく、こちらを警戒する色も無く、ただ立っているだけ。


 それが、超能力者。

 それが、学園都市第一位。


 それが、とある一人の少女を守る為、今上条が戦いを挑んでいる相手。


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